• ゲーム内容

横スクロールのジャンプアクション。主人公の抜忍“月影”を操作し、各面の最後に控えるボスキャラクターを倒せば一面クリア。全7面。
ライフ制ではなく、敵の攻撃を一発でも受ければ1ミスとなる。制限時間が0になってもミス。残機は最初2人(初期設定)で始まり、100,000点、200,000点、400,000点、800,000点でエクステンド(それ以上は未確認)。

 

8方向レバー+3ボタン。ボタンはそれぞれ、攻撃・ジャンプ・武器選択
ジャンプはボタンを押す長さで跳躍の高さが変化する(長く押すほど高く跳ぶ)。また可能な場所であれば、「レバー下要素+ジャンプ」で下へ降りることができる(木の枝など)。
なお、天井がある場所で天井にぶつかるようにジャンプすると、逆さまの状態で天井に張りつくことができる。無論その状態で歩くことも攻撃することも可能。その状態でジャンプボタンを押すと天井から離れる。ちなみに敵キャラも天井に張りつくことができる。
武器選択ボタンを押すことで使用武器をいつでも変更できる。制限は無い。ボタンを押す毎に「刀 → 手裏剣 → 爆竹 → 鎖鎌」の順でループする。

 

ゲーム中に出てくるアイテムは、黄下忍を倒した時に出る4色の宝玉のみ。ボーナスアイテムなどの類は一切無し。
それぞれの宝玉の効果は以下の通り。

霊光宝珠。取ると使用中の武器がパワーアップする。パワーアップはどの武器も1段階のみ。使用中の武器が既にパワーアップ済みだった場合、「刀 → 手裏剣 → 爆竹 → 鎖鎌」という優先順位で、未パワーアップの武器がパワーアップする。

なお、このページではパワーアップ前の武器に「下」、パワーアップ済みの武器に「上」という接頭語を表記する。
例)上刀下爆竹

分身の術。取るとオプションとして最高2体まで分身が附く。分身は月影本体が動いた軌跡通りに附いて回り(所謂グラディウス方式)、月影が攻撃すれば全く同じ攻撃を同時に、同じ方向に繰り出す。無論分身は無敵。

火輪の術。取ると月影本体及び分身が周囲に炎を纏った状態になる。炎は攻撃力を持っており、その状態で敵に触れれば敵にダメージを与える。但し、本体が無敵になるわけではないので、斬られたりして本体に攻撃が届いてしまうと死んでしまう。また、破壊可能な飛び道具でも割とよく貫通してくるので、防御効果を過剰に期待しないこと。

破壊の術。取ると画面内にいる敵全てにダメージを与える。一瞬で敵を消してしまうというわけではなく、画面全体に連続的にダメージを与える、という形式であるため、耐久度の高い敵は死ぬまでに若干のタイムラグがある(赤玉の効果の終わり際だったりすると死にきらない)。効果持続は赤玉を取った時に鳴る炸裂音が鳴り止むあたりまで。

 

どの武器も全8方向、レバーを入れた向きに放つことができる(刀は実質上下左右の4方向)。但し、地に足をつけている場合はレバー下要素+攻撃は「しゃがみ攻撃」になるため、下方向への攻撃はジャンプ中にしかできない。

 

攻撃力が低く、リーチも短いが、連射が利き、飛び道具、及び一部の敵の攻撃を弾くことができる。また、雲水・侍をノックバックさせるという特性も持つ(但し条件付)。
しゃがみ攻撃で床板(天井張りつき中は天井板)を貫通して攻撃できる。
パワーアップすると攻撃判定が広くなる。

防御効果が非常に高い武器で、飛び道具・忍犬などが多い場所では絶大な防御力を発揮する。ただ、リーチとパワー不足ゆえ、どうしても攻撃力が不足しがちな点は否めない。しかし、この武器の特性である“ノックバック”は、巧く利用することで楽になる場面もある。

刀の特性については「解析の巻」を参照のこと。

 

連射の利く飛び道具。最高3連射。攻撃力は低め。床板・天井板を貫通することはできない。
パワーアップすると3WAYショットになる(下手裏剣と同じく3連射)。

唯一、必ずしも使う必要のない武器。それほど性能が悪いというわけではないのだが、手裏剣ならでは、という特性がこれといって無い上、同じ飛び道具である爆竹が非常に使えるため、手裏剣に出番が回ってこないのである。せいぜい1面後半で使うくらいだろう。

 

飛び道具。敵や壁・床などに当たると炸裂して爆風を発し、攻撃判定をしばらく残す。爆風が連続ヒットするため、攻撃力が非常に高い。但し連射性が極めて低く、画面内に同時に1発までしか出せない(但し分身の出す分は完全に別カウント。手裏剣も同様)。
しゃがみ攻撃をすると、その場に爆竹を地雷のように設置することができ、敵が触れたり一定時間経つと爆発する。
パワーアップすると同時発射数が3発に増え(設置も画面中3個までできるようになる)、連射が利くようになるため勝手が俄然良くなる。この武器はパワーアップ状態で使うのが基本。

爆竹を使う上で注意したいのが連射限界数によるシステム的なワナ。例えば下爆竹の場合、投げた爆竹が消えるまで次の爆竹が撃てないが、その間に例え他の武器に切り換えたとしても、爆竹が消えるまで次の攻撃が出せない点には要注意。よって、地面設置などした場合には、かなり長い間、攻撃自体が全くできない状態になってしまう。爆竹の地面設置は自殺行為であると思ってもよい。分身のフォローがあるとはいえ、それに期待しているようでは命は無い。上爆竹の場合は同時連射数が3個に上がるためこのような心配は減るが、それでも画面中に3個の爆竹が残っている間はやはり次の攻撃が出せない。

上記の欠点には注意する必要はあるが、威力が非常に高く、飛び道具持ち・忍犬のいない場所では無類の強さを発揮できる武器である。ボス戦・後半面で重宝する場面も多く、重要性は極めて高い。

 

リーチが長く、攻撃力も高く、連射性能もよく、飛び道具も弾く(但し弾くのは飛び道具だけ。解析の巻参照)。オールマイティな性能を持ち、メインの武器としてゲーム中最も多用することになる武器。軌道が直線的なので懐が弱そうに見えるが、実際には主人公の周囲にも薄く攻撃判定が発生するので、防御効果も充分に備えている。なお、床板・天井板を貫通する。
パワーアップすると、鎌が伸びたときにレバーを動かすことで、伸びた鎌を一回転させることができるようになり、一度に広範囲をカバーできる(鎌回し)。鎌回しは一回転で終了する(インストには永久に回し続けられるかのような表記をしているが、誤解しないように)。鎌回しの詳しい操作法は以下の通り。

  1. レバーは回さなくてよい

インストにはレバーをぐるぐる回すことで鎌が回るような書き方をしているが、実際にはレバーが別の方向に入りさえすればそれだけで鎌は回る。但し、鎌を伸ばした方向と180度反対側にレバーを入れた場合は反応しない(テンキーをレバーに見立てて考えてもらうと解りやすい。5がニュートラル。例えば、6の方向に鎖鎌を伸ばした場合、9にチョンとレバーを入れるだけで鎌は回る。3側に入れれば時計回りに、9側に入れれば反時計回りに一回転する。時計回りに回したければレバーを入れる方向は3だけでなく2でも1でもよく、反時計回りなら9でも8でも7でもよい。但し4の場合だけは鎖鎌は回転しない)。

ここで強調しておきたいのは、鎖鎌を回すのに大きくレバーを動かす必要は全く無いのだ、ということである。チョコンと別方向に入れる一動作だけで鎌は回せる。これは鎖鎌の操作とジャンプ操作の制御を並行しなければならない場面の多いこのゲームにおいて、操作ミスを防ぐための重要なテクニックである。

  1. 往きにレバー操作

鎖鎌を発射して伸びきるまでの間に上記の操作をすることで鎌は回転する。伸びきって鎌が手元に戻ってくるときにレバーを入れても回転しない。

 

慣れれば鎖鎌だけでほとんどの場面を乗り切れるようになる。むしろ、そのくらいにならないと1コインクリアは見えてこない。このゲームのカギを握る武器である。

鎖鎌の特性についての詳細は「解析の巻」を参照のこと。

 

 

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