『エイリアンソルジャー』・・・1995年にメガドライブ専用ソフトとして発売されたサイドビュージャンプアクション。開発はトレジャー。発売本数が少なく、長らく希少でプレイされる機会になかなか恵まれないソフトであったが、2004年現在、「セガゲーム本舗」の公認エミュレーターでプレイ可能となっており、誰でも比較的容易にプレイできる環境が整っている。

しかしこのゲームが、「覚悟」のある者がプレイすべきゲームであることは今もって変わりない。確かに「購入するには二万円前後のプレミア価格を払わなければならない」という、俗な意味での覚悟の必要は薄れつつある。だがこのゲームはそもそも、覚悟の無い者がプレイしてもあまり面白くないのである。派手な多関節のデカキャラ、攻撃的でインパクトのあるサウンド、確かに素晴らしい。だが一度観れば充分だ。飽きる。「難しい」と言われることの多い難易度も、パターン性の強い傾向があるため、一度解ればたとえSUPERHARDでも欠伸が出るほど簡単になる。何度かプレイするうちに思うことだろう、「なんだ、こんなもんか」と。

ところが、クリア後に表示される全ステージの詳細なクリアタイム、これに注目してタイムアタックを試みようとした途端、『エイリアンソルジャー』は突然、強暴な牙をむく。「ちょっとタイム縮めてみようかなあ」といった程度の者にではない。「一体限界タイムはどのくらいなのか」という疑問を持ち、詳細にパターンを練り始めた者に対して、このゲームはその本性を見せるのだ。ミスを許されない緊張感、時に理不尽にさえ思えるランダム要素などに因る、通常プレイとは比べ物にならない難しさに苦しめられることだろう。しかしそうした苦痛だけではない。徹底したパターン分析によって初めて見えてくる開発者の意図、隠された安地、常識が覆る特殊な攻略法……普通にプレイしていた時には全く気付かなかった新たな発見が次々と姿を現してくる。こうなるともう面白くて止められない。行けるところまで行ってしまうしかなくなる。そう、このゲームには覚悟を決めた者にしか見えてこない多くの「謎」が散りばめられている。覚悟のある者には次から次へと新しい「何か」を見せてくれるのだ。こんなに面白いことはない。そして気付くのだ、「これは、これほどのゲームだったのか」と。

覚悟が無くてもプレイはできる。だが面白さを理解することはできない。あなたが『エイリアンソルジャー』を知りたいと思うのなら、覚悟を決めることだ。「限界を見つける」と。

 

本攻略についての説明

『エイリアンソルジャー』のタイムアタック攻略。難易度設定はSUPERHARD。理論値11分36秒のパターンを紹介する。パターン・データは筆者が実際のプレイの中から独自に調べたものであり、プログラム的な裏はとっていない(一部のパターンは掲示板に寄せられた情報を元に作成されている。情報を提供して頂いた方々にはこの場を借りて御礼申し上げます)。

本攻略はクリアするだけなら当たり前にでき、ステージ構成・ボスの攻撃パターンなどは一通り頭に入っている中・上級者向けに書かれており、基礎的な事項は基本的に省いている。

理論値とは言え、当然これがこのゲームの限界タイムではない。あくまで「筆者の」理論値である。これを読んでいる方に、これ以上の理論値、そして実記録を出して頂くことが、本攻略の最大の目的である。
なお、厳密には筆者にとってもこの理論値は最速ではない。難度が高すぎたり、運の要素が強すぎたりして、(筆者の実感で)成功確率が5割以下のようなパターンは意図的に省いている(例えば、17ボス:ε1に爆装、等)。「自分の工夫がこのゲームを征服した」という実感の薄いものは、個人的にはあまりパターンとしての美しさを感じないからだ。とはいえ、究極の域を目指すなら最終的にはこういったパターンも手懐けていかなければならないのだが・・・

さて、本攻略を読む前に一つ注意をしておきたい。本攻略はタイムアタックにおけるパターンを、一挙一動に至るまで可能な限り書き記してある。今現在クリアタイムが20分〜15分辺りのプレイヤーがこれを読んでパターンをなぞっていけば、一気に13分台くらいまでなら到達できるようになる程度の物は書いたつもりである。しかしこれは同時に、『エイリアンソルジャー』の面白さを奪うことでもある。通常、少しずつ段階を踏んで知っていく面白さを、一息に失ってしまうことになるかもしれない、それが懸念されるのである。筆者も今のタイムに一気に辿り着けたわけではなく、最初20分くらいだったのを研究を重ね、少しずつ少しずつ縮めてきたのだ。その過程でこのゲームの面白さを知ることができたのである。
願わくは、本攻略を読む前に自分なりの「解答」を導き出しておいて欲しい。そしてその解答と本攻略を照らし合わせて、「ああ、ここはこういうパターンもあるのか」「お、ここは俺のパターンの方が優れているぞ」といった具合に見て頂けるのが一番望ましい形であると思う。

 

条件設定について

<難易度>

SUPERHARD(デフォルト設定)。

<使用武器設定>

「フレイム×2、ランサー×2」。
武器選択順は「フレイム → フレイム → ランサー → ランサー」。

<ウインドウタイプ>

TYPE 2 を選択。

 

攻略中の表記について

<略称>

<使用武器>

それぞれを区別するため、左から順に「αフレイム、βフレイム、αランサー、βランサー」と表記する。

αフレイム βフレイム αランサー βランサー

なお、STAGE18でβフレイムはランサーに変更され、γランサーとなる。

αフレイム γランサー αランサー βランサー

<その他>

左上 右上
ε
左下 右下

 

必要知識・テクニック

 


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