─ 前半 ─

種子島、落武者、黒下忍、黄下忍
アイテム 点滅

これまでと比べて、突然難度が増す3面。対処法を知らないとあっという間にゲームオーバーになってしまうだろう。アクションゲームが苦手な人はここで挫折してしまいそうになるかもしれないが、まだこの3面はコツさえ分かれば誰でも充分に安定クリアすることができる。諦めずに頑張って欲しい。

 

1、2面で多用した「連続小ジャンプ+攻撃連打」は、ここからは不用意に行ってはならない。動きの制御をし辛いため、敵の攻撃を咄嗟にかわすことができないからである。どうせ適当なジャンプをするなら中ジャンプ以上の大きなジャンプをする方がまだマシである(滞空時間が長いので制御がある程度利く)。3面以降、ジャンプはポイントを見極めて慎重に行う必要がある。

 

まずはこのエリアの敵の出現パターンの流れを見ていこう。

1.画面左右から種子島

2.黄下忍(点滅)出現後、少し進むと落武者が加わる

3.更に進むと黒下忍(ジャンプ斬り)が加わる

武器は鎖鎌を選択。の間は歩いて進み、左右から出てくる種子島を出現直後、発砲前に倒す。種子島が発砲を始めるのは、ちょうどこちらの鎖鎌が届く間合いに入ったところなので、鎖鎌のリーチぎりぎりで伸ばせば簡単に倒せる。

からは落武者が加わっての複合攻撃が始まる。さて、問題の落武者だが、こいつは非常に耐久力が高く、いちいち正面から倒していては先に進めない。そこで、ジャンプで跳び越しながら進まなければならないのだが、このときが最も隙ができる瞬間であり、ミスしやすいシチュエーションとなる。如何に無難に落武者を跳び越していくかがこのエリアの全てである。では注意点とコツを一つ一つ、図を交えながら挙げていくこととしよう。

 
(1)落武者1人半〜2人以上の距離を開け、中〜大ジャンプで跳び越す。これより近い距離だったり、低いジャンプだったりすると落武者の刀に引っかかってしまう。近すぎるようなら一旦距離を離してから跳び越すこと。但し高さの方は、あまり高いジャンプをすると多少弊害が起こることがある(後述)。   (2)ジャンプ中に画面右から出てきた種子島は、こちらの着地点付近から発砲してくることが多い。これに対処するため、ジャンプの下降中は右下へ向けて鎖鎌を連打してガードする。ここで鎌を回してしまうとその隙に弾丸を撃ちこまれやすくなるので、着地点に種子島がいる間は回さないこと。
 
(3)跳び越した後、大体この位置に着地することになる。ここはまだ落武者の攻撃範囲内なので・・・   (4)再び刀を振られる前に、素早く中ジャンプ以上で再ジャンプして離れる必要がある。この瞬間に撃ち落されないよう、種子島・黒下忍がいるなら鎖鎌の連打は止めないように。
また、(2)の時にあまり高いジャンプをしていると、着地までに時間がかかる分、この再ジャンプをする余裕が短くなる。落武者の1度目の振りとこちらの着地の間隔が長かった時は急いで再ジャンプしなければならない。

<ポイント>

 
で黒下忍が加わったら、落武者を跳び越す際に右上へ鎖鎌を連打しながらジャンプすることで、空中で黒下忍に鉢合わせることを防ぐことが出来る。前述の下降時の種子島対策とセットで憶えておくとよい(上昇─右上連打、下降─右下連打)。   落武者の出現限界は1体であるため、跳び越した後殺さずに連れて進めば、この落武者が死なない限り新たな落武者が出現することはない。これで危険な飛び越しをすることなく後半エリアまで進むことも可能。まあ落武者の足は遅いので、無理に歩調を合わせる必要もないが、落武者が画面外に消えるまでの間は比較的安全に距離を稼ぐことが出来る。どうしてもうまくこのエリアを切り抜けれないという人は試してみるといいだろう。

鎌を回すタイミングだが、周囲に黒下忍や弾丸が密集したら回す、といった感じ。主に後方の敵を処理するときに使うことになる。適当にブン回しまくっていると隙に弾丸を撃ちこまれやすいので、なるべく鎌回しを減らすのがポイント。「基本は連打 → 周囲がうるさくなったら一度回して掃除」というのが良い使い方であろう。これはこの面に限らず、鎖鎌をメインで使う場合の基本である。

 

やることは通常時と全く同じだが、分身が少ない分、鎌回しの隙のフォローが更に利き難くなる。余計に慎重になる必要があるだろう。
落武者の耐久力が下がるため、ジャンプ中に倒してしまうこともできる。ただ、先述の出現限界を利用した距離稼ぎもやり難くなる点には注意。

 

 

─ 後半 ─

黒下忍、忍犬、雲水、黄下忍
アイテム 点滅点滅

このゲームの最初の難関となるのがここだろう。黒下忍(ジャンプ斬り)・忍犬といった突進タイプの敵が大量に突っ込んでくるうえ、耐久力が高く、複雑な攻撃パターンをもった雲水がそれに加わる。これだけでも厄介なのだが、更にこのエリアは足元が泥濘となっており、歩行速度が半分以下になってしまう。何も知らないと成す術もなく死んでしまうことだろう。

 

まともに進もうとするととんでもなく難しいエリアだが、実は対処法を知っていれば驚くほど簡単に切り抜けることができる。その鍵となるのは、「出現限界」「刀のノックバック」である。これを巧く利用するのがこのエリアのポイントである。

落武者・種子島が出てこなくなったら後半。沼地に入るまでは黒下忍しか出てこない。この間に武器をに切りかえ、「連続小ジャンプ+刀連打」で沼地まで進む。

沼地に入ると、黒下忍に忍犬・雲水が加わって複合攻撃が始まる。

 
(1)沼地に入ってからはジャンプを控えながら、雲水が出てくるのを待つ。画面右から出てきたら、中ジャンプ以上で飛び越える。左から出てきたらそのまま次へ。   (2)雲水を画面左側へやったら、「連続小ジャンプ+刀連打(上振り)」で雲水を左へ押しやりながら進む(分身の刀を当てる感じ)。雲水は刀が当たる度に左側へノックバックするので、つかず離れずの距離で雲水を連れながら進むことができる。雲水の出現限界は2体までなので、2体をこうして連れて進めば前方から雲水に襲われる心配は完全に無くなる。連れている雲水が1体の間は、右側から雲水が出現してくる可能性があるので、少し慎重に進む必要がある。
(3)沼地から上がったら新たな雲水はもう出現しない。この後すぐボス戦になるので、その前にここで立ち止まって、連れている雲水を全て殺しておく(立ち状態で上振りを連打すれば簡単に殺せる)。黒下忍・忍犬はボス出現直前まで出てくるので注意。

注意点がいくつかある。まず、雲水を跳び越す際、投げた錫杖と雲水の間を跳ぶのは危険である。これは刀の特性のためで、錫杖と雲水の間を跳んでいるときに刀が錫杖に当たってしまうと、弾かれた錫杖が急速に雲水の手元に戻ろうとするため、挟み込まれてしまうのである。よって、跳び越すのは錫杖が雲水の手元にあるときに限定すること。なお、錫杖を弾くことのない他の武器の場合は、このような避け方をしても問題は無い。6面で多用することになる。
もう一つは木の位置。沼地には何本か、枝の上に乗ることが出来る木が立っているが、これを画面端にある状態にすると、雲水が木の上から走ってくる形になる。実はこれが曲者で、木の上から走って落下してくる雲水の軌道が、非常にかわし難いのである。これをされると厄介なので、雲水が画面内に2体いないときは、画面端に木がなるべくこないように気をつけなければならない。

 

武器は刀を選択。最初の点滅玉で上刀にする。2つ目の点滅玉は余裕があれば爆竹で取りたいが、ここでもう雲水が出てくるので、余裕がなければそのまま取っても構わない。なお、青玉は何があっても回収すること。黄玉は余裕があったらでいい。
進め方自体は通常時と全く同じだが、分身がないため雲水が近くまで来てしまい、こちらの小ジャンプに反応して錫杖投げをして立ち止まってしまう。よって、走らせたままずっと連れて進むことはできない(途中の青玉をとってからもこれは同じ)。なので、連れている雲水がすぐ画面外に消えてしまうため、頻繁に右から出てくる雲水を飛び越えなければならないし、先述の「画面端の木」にも気をつける必要が多くなる。
通常時よりも慎重に進まなければならず、難度が僅かだが高くなる。なるべくミスしたくないところ。

 

 

─ 魔界半蔵 ─

得物
弱点 全身

半蔵自身の行動パターンは落武者に酷似しており、「ゆっくりとこちらへ近づく → 攻撃が届く距離に来ると刀を振る」といった行動を繰り返す。落武者と違うのは、刀を上段から振りかぶるため振りが遅い、代わりに攻撃判定が広い(主に頭上付近)、連続で振ることが可能(射程距離に入ると必ず振る)、といった点。なお、半蔵の刀はこちらの攻撃を弾いてしまう。

しかし、半蔵は単体で戦うわけではなく、画面左右から出てくる種子島との複合攻撃になる。この種子島は道中に出てきたものと全く同じ。左右からひたすら出てくる。

 

半蔵自身は大したことはないのだが、引っ切り無しに出てくる種子島が割に鬱陶しいので注意。と言っても、ほとんどパターンで倒すことができるので、コツさえつかめば攻略はそれほど難しくない。
武器は鎖鎌を使用。

 
(1)ボス戦が始まっても、半蔵はすぐには出てこない。まずはすぐに画面右端へ張りつく(火輪を纏っているときはそのまま進めばいいが、そうでない時に歩いて画面端へ行こうとすると右から出てくる種子島に撃たれるので、小ジャンプで刀or鎖鎌を連打しながら跳びこんで張りつく)。この位置にいれば右からの種子島の弾は当たらないので(銃口が主人公を突き抜けるため)、左を向いて爆竹を選択、連射しながら半蔵の出現を待つ。   (2)半蔵出現後、爆竹を可能な限り撃ち込んでダメージを与える。半蔵が近づいてきたら武器を鎖鎌に切り換え、鎖鎌を連打しながら大ジャンプで半蔵を跳び越す。このとき、ある程度半蔵を引き付けてから跳び越すこと。ジャンプ中は種子島にやられないように、斜め下へ向けて鎖鎌を連打する。
 
(3)着地時の間合いはこのくらい。このまま振り返ると半蔵の刀に引っ掛かりやすいので・・・   (4)一旦、逆方向に小ジャンプし、間合いを離して仕切り直す。
 
(5)振り向いたら(2)の時と同じ要領で半蔵を跳び越しながら鎖鎌で攻撃。   (6)あとは(2)(5)を往復で繰り返す。なるべく画面真中付近で跳び越しを繰り返すのが比較的安全。

 

  1. 可能な限り鎖鎌の連打を止めないこと。特にジャンプした瞬間は、ジャンプボタンを押す関係上攻撃ボタンの連打が甘くなりがち。この瞬間が最も危ないので、意識して押すようにすること。
  2. ボス前の黄玉を、できれば回収しておきたい。火輪のダメージ分も加われば、相当早く半蔵を倒すことができる。交戦時間の短縮は即ち危険の減少に繋がる。
  3. 後半で復活したときは、必ず青玉を回収しておくこと。分身無しでは半蔵に攻撃を当て難くなるからである。
  4. 最初の爆竹の撃ち込みだが、余裕が無いなら別にしなくても構わない(その代わり多少長引くが)。また復活時などで、爆竹が下爆竹であった場合は、隙が大きいため撃ち込みをするのは危険。この場合は撃ち込み禁止。

 

 

第四章 魔窟屋敷 へ


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